1/3 Hello! Project 2022 Winter 〜LOVE & PEACE〜 PEACE公演
1年近く放置してしまったこのブログ・・・。
好きなことを好きなだけ語る媒体として、今年こそは続けていきたいです。
さて、中野サンプラザ公演で「現場初め」してきました。
新年にふさわしい、スッぺシャルな公演になっていました。
セットリストに沿って感想を。ネタバレがあるので、回避したい方は逃げてくださいね。
1.この地球の平和を本気で願ってるんだよ!/ALL
多幸感とステージの華やかさに圧倒されました・・・
花鳥風月も大好きだったけど、ステージいっぱいにハロメンが勢揃いすると
やっぱりこれがハロコンだよなぁ、と感じます。
(平常時に比べたら半数だけど、それにしても久しぶりなので多く感じた!)
普段あんまり聞かないけど、いい曲だよな〜。
小田ちゃんがなんかのインタビューで「世界平和」について話していたけど、
ハロプロのこういう楽曲を聞くと、詰まるところは「愛」と「平和」への希求だよなぁ、と思わされます。まさにLOVE&PEACEなんだよね。
下手側の席だったのですが、あゆみんが客席に目を配りながらパキパキと踊っていて、思わず目を奪われました。信じられあゆみん!
各グループの幕開け衣装も、華やかだった!
モーニング娘。'22→まーちゃん卒コンのラスト白衣装(メンカラ装飾はなし)
アンジュルム→ももな卒コンラストの青い衣装
Juice=Juice→Future Smileの赤い衣装
つばきファクトリー→武道館ライブのラストの花柄衣装
BEYOOOOONDS→新衣装(ショパン)
OCHA NORMA→新衣装(白×メンカラ)
最近単独/新曲があったグループはその衣装、後輩グループは新衣装って感じですね〜
オチャノーマの衣装、可愛かったし、メンカラがあやふやだったので助かった!笑
2.英雄〜笑って!ショパン先輩!〜/BEYOOOOONDS
新曲ですね。謎だけどなんか元気出た曲!
びよーんずらしくミュージカル調というかなんというか。
とりあえず、がっつりピアノを弾きながら歌うほのぴがすごすぎました・・・
右手でピアノ弾きながら左手でマイク持って歌っているときもあって、とにかくすごい。
ピアノがデザインされたクラシカルな衣装も可愛かった!
脚の長さゆえ、パンツメンバーに選ばれがちなさやりんが今回スカートで、スタイルの良さが際立っていて、前髪も分けて大人っぽくて…目を奪われました。今のビジュアルすっごく好き!
MVとか見たらもっと好きになりそうな曲。てかほのぴすごいな(2回目)
3.ラーメン大好き小泉さん/OCHA NORMA
曲もあいまって、どこかこぶし感のあるオチャノーマ。
中低音が得意なメンバーが多いし、田代すみれちゃんがれなこっぽさがあるなぁ(不穏なことを言うな)
斉藤円香ちゃんがラップパートをキメててかっこよかったです!
あと、筒井ろこちゃんが新メンバーとは思えない堂々としたステージングで気になる存在になりました!今回ソロがなかったからわからなかったけど、スキルメンの予感。
みんな魅力的で、いい意味で推しが決まりません。というか、ハマらないようにしなきゃ…という自制心。
4.ハンコウキ!/ハロプロ研修生
石山咲良ちゃんが一人だけデビュー組の雰囲気なんだよなぁ…笑
川嶋美楓ちゃん、ダンスうまかった!そして、ハロプロが好きな強い気持ちが眼力に出ていて、応援したくなります。
植村葉純ちゃんもダンスきれいだったな〜
5.約束・連絡・記念日/つばきファクトリー
気の所為かもしれないけど、八木ちゃんのマイクの調子が悪かったのか、全体的に
マイク乗りが悪かったのですが、「だ・か・ら」はバッチリ乗っていて、気迫すげー!となりました。
あと、きその「弱みにならないでよ」のパートが好きすぎます。
きその、いい意味でこもった声質が大好きです。
6.Future Smile/Juice=Juice
ジュースは里愛ちゃん単推し(またはゆめりあい推し)なので、基本的に
里愛ちゃんをロックオンして見ていました。
里愛ソロ→ゆめりあいの手つなぎデュエットの流れ、良すぎて双眼鏡見ながら発狂するかと…笑
ずっと手つないでてほしいです。二人にはずっと一緒にいてほしいよ!PONPONのように。
かっこよくて大好きな曲です!
妃咲ちゃん×里咲ちゃんのデュエットのパートも初々しくて好き〜。
一華ちゃんのバイオリンソロもすごかった!バイオリンのことよくわからないんだけど
あんだけ弾いてたら楽器の音聞こえそうなものですが、あれは音源なのか…?
弾き終わりの顔が、THEどや顔でかわいすぎました。
7.泳げないMermaid/アンジュルム
ももな卒コンのとき、なぜこの衣装でこの曲をやらないの…!?と思っていたので、
しっかり回収されてよかったです。
ためちゃんのポニテ、めちゃめちゃかわいかった!!
ためちゃんは顔周りの髪の毛をスッキリさせたほうが好きだな♡
8.よしよししてほしいの/モーニング娘。'22
1番、えりぽんのよしよしダンスのペアがほまたんでびっくりしました!
(勝手にスベリーズペアのイメージがあったもので…1番と2番で違うのね)
えりぽんの巻きおろしピンクヘア×白い衣装=天使。
振り付け、サビ以外もTHEモーニング娘!!という感じで好き〜
【シャッフルコーナー】
・GIRL ZONE/石田、岡村ほ、松永、小野田、里吉
神メン!!!高まりすぎました。
演技派のだーちゃん(所々のダンスが切れすぎてて高まった)、ティーンっぽいメンヘラ演技が等身大でかわいいほま(ラブリーボイス、みいみポジションとして◎)、言うまでもなくかっこいい里愛ちゃん(楽しそうだった笑)、どこか忘れちゃったけど、ソロパートが狂気にまみれてて個人的MVPのさおりん、安定にこの曲がめっちゃ似合ううーたん、サイコ〜〜〜〜〜!
この曲聞くためにもう一度PEACE公演入るまである…と思うほどのクオリティでした。
みんなよかったけど、さおりんが狂気じみてて好きだったな〜
・背伸び/工藤、前田、北原
この曲大好き!!かりんちゃん卒コンの里愛ちゃんを思い出します。
ウチらの(?)ゆめちゃんがバッチリキメていて誇らしい!
前ここさん、実は(?)めちゃめちゃ歌上手いよな、ってハロコンのたびに思わされます。低音も高音も安定している…
ももちゃん、お人形さんみたいだ〜顔が小さすぎます!
今回から研ユニの子たちもシャッフルメンバーになっているの、ぐっときます〜
デビューするんだなぁ、という感じ。
・好きすぎて バカみたい/加賀、江端、岸本、江口
黄色メンが多い!!(単純な感想)
曲のイメージとメンバーがあっていて良かった〜。
さやりんもすっかりお姉さんですね!
・付き合ってるのに片思い/小田、川村、植村、谷本、小林
歌声がキュートなメンバー!!わりと先輩メンバーが多いのに驚き。
とにかく可愛かった…
・雪のプラネタリウム/北川、伊勢、山崎夢、中山
このメンバーに入る中山なつめちゃん、プレッシャーだっただろうな…!歌上手な子しかいない。でも中山ちゃん上手でした!!
この曲、地味に好きなのでセトリに入ってると嬉しい。
ラストの高音パート、北川さんが地声でいってて流石!
・Danceでバコーン!/野中、段原、山岸、石栗
るるちゃんとかりこりこが℃−uteの曲やってるの久々に見たなぁ。
ハロコンが戻ってきた〜!という感じがします。
このメンツで浮かない石栗ちゃんすごいのよ。安定感がすごいです。
・糸島Distance/森戸、川名、福田
唯一、なぜこのメンツでこの曲…?って思ったかも。色んな意味で。
ひなフェスとかでもみんな苦戦していた印象なので、3人ってきつくないか?と。
でもみんな上手でした!!特になりんちゃんは、去年からすごく成長を感じる。。
・ジェラシー ジェラシー/上國料、河西、一岡、米村
かみこといっちゃんが先輩ポジション、ゆうみちゃんときららが13期ポジションをやっていて、なんかいいな〜と。
かみこ→高音、いっちゃん→高音、ゆうみちゃん→中音、きらら→低音、が得意なイメージで、声のバランスがよかったです!
地味にいっちゃんがすごく上手だった!安定感があるのにあんまり歌唱で目立つイメージがなくて、歌声をじっくり聞けてよかったです。
・ダンス部
…!衣装がダサくない驚き。フリもいつもとテイスト違う気が?
最後ハット使ったり、宝塚みたいでした!
ただ、衣装が低身長にはきつい感じで…ちょっとかわいそうだったかも。逆に、かえでぃー、るるちゃんはすごく似合っててかっこよかった!
あゆみんが最初は髪の毛を一つくくりにしてたのに、ダンス中にほどいててかっこよかった…
そして、花鳥風月中はダンス部メンバーだった里愛ちゃんがメンバーから外れていてすごく悲しかった…里愛ちゃんのダンスの大ファンなので。。またいつか!
名曲…石栗ちゃんが最近ソロで歌ってましたよね〜。
最初の曲同様、平和を感じた。
・ビートの惑星/モーニング娘。'22
多幸感が強すぎる曲!みんな楽しそうにパフォーマンスしてて泣けた・・
PEACE公演なのに公演中のヘアチェンジがあるなんて驚きでした!さすがのプロ根性。
最後の方で北川さんが短めのフェイクをしていて、強い!となりました。
ほまたんがまた大人っぽくなった気が…。ストレートでちょっと前髪分けてたからかな嬉しいような寂しいような…
・はっきりしようぜ/アンジュルム
Mermaidで書き忘れたけど、新メンバー・平山さんの馴染みっぷりがやばいんですよね。本当に。
即戦力すぎるぜ。
・My Darling〜Do you love me?〜/つばきファクトリー
この曲とUFOキャッチャーが半新曲みたいに扱われてるのちょっとおもしろいんですよね…笑 いや、大好きなんですけど、遅くね?っていう。
振り付けが本当に可愛くて、大好きな曲です。
・フレフレ・エブリデイ/BEYOOOOONDS
これも多幸感で泣ける曲。「悲しい言葉、胸を占めたら、フレフレ思い出してマイ・フレンド、君はこの世にひとりだけって」のところでいつも涙が出ます。。
2021年はBEYOOOOONDSにとっては、悔しい1年だったんだろうなぁと思うので
今年こそは躍進の1年になりますように!!
・Familia/Juice=Juice
これもいい曲。手話のところ、みんな丁寧に踊っていて好き!
後半の水色の衣装、里愛ちゃんの脚が長すぎて、脚ばっか見てました(集中しろ)
・ザ☆ピ〜ス!/ALL
この曲で終わるの良すぎる。大好き!!
曲始まり前、暗転してるとき一人だけ衣装の蛍光でなりんちゃんが光ってて、心のなかでゲラゲラ笑ってました。
曲中、里愛ちゃんがまりんちゃんにちょっかいを出していて、未来…!とも思いました。
まりんちゃんのセリフかわいかったな。まりんちゃんはしゃべったり動いているほうが100倍かわいいし、沼らせる魅力のある子ですよね〜。よく採ったなぁ。
全体的に、花鳥風月よりもいつものハロコンに近く、すごくいいコンサートでした!
LOVE&PEACEというハロプロの真髄みたいなコンセプトもいいんでしょうね。
また来週、LOVE公演に行くのでそちらも楽しみです!
それではまた。
★ネタバレあり 「Get over」JAM Projectのドキュメンタリー映画の感想
私が初めて買ったCDは、JAM Projectの「No Border」。
ニコニコ動画で流行った曲をメドレーにした組曲「ニコニコ動画」。そこに組み込まれていたJAMのGONGを聞いたのをきっかけに、当時中学生だった私はニコニコ動画でJAMのライブ動画を見漁り、CDを買った。
初めて行ったライブもJAMだった。2008年、「No Border」を引っさげて行われたツアー。NHKホールに満たされるJAMの濃密な歌声、熱いファンの歓声、熱気、匂い。中学2年生の頃だっただろうが、うっすらと覚えている。通路側の席で、夢中でステージを見て、周りに少し圧倒されながら、他のファンの動きを真似ながら飛び跳ねて、すこし通路にはみ出したりして。今でもコンサートに行って盛り上がるのが一番好きな時間だが、その原体験はJAM Projectが与えてくれた。
母親もLAZYが好きで、ミッシェル(影山ヒロノブ)の大ファンだったという。親子で(音楽の方向性は違えど)偶然同じ人の音楽を好きになる、というのは不思議な運命のめぐり合わせだとも思う。
それから、コスプレにハマったり、ミュージカルにハマったり、色々な横道をそれながら、今では女性アイドル(ハロプロ)にハマっている。JAMのことは、中学生〜高校生までは熱中して追っていたが、徐々に他のジャンルに夢中になってしまい、2014年の武道館公演に参加したのを最後に、しばらく離れていた。
それから就職して、しばらくJAMに触れることはなかった。
久々にJAMの曲を聞いたのは、コロナで自粛期間に入った2020年3月。時間ができて暇だった私は、過去ハマったジャンルを再発掘することで時間を潰していた。ちょうどJAMが2019年のライブ映像をYoutubeで無料公開していたのを見ることができた。公開されていた1日目のライブ映像は、ちょうど私が知っている2013年以前の曲を中心としたセットリストで、懐かしい曲ばかり。10年近く経っても変わらない、というかなおパワーアップしている歌声に度肝を抜かれた。
今年、20周年記念ツアーを行うことを知った。よくハロプロのコンサートで行くオリックス劇場でも公演があるらしい。即チケットを買った。結局その公演含めツアーすべてが中止になり、行くことは叶わなかったけれど。
それからサブスクでJAMの曲を聞きまくり、離れていた期間を取り戻すようにたくさん聞いた。学生時代は一つの趣味を並行することができなかったけれど、今は適度な距離をとって複数の趣味を並行することができるようになった気がする。配信ライブもなるべく見た。やっぱり彼らの音楽は生で聞いて、一緒に盛り上がってこそなので、100%を受け取れなくて少し悔しい気もしたが。
さて、本題。
JAMProjectのドキュメンタリー映画「Get Over」の先行上映会に行ってきた。
オープニングは「SKILL」に乗せて、彼らのライブ映像を振り返る。先述の私が初めて行ったライブ(「No Border」NHKホール公演)も流れて、もうあれから13年も経っていて、それでもまだJAM Projectの新しい作品に触れられていることが不思議な感じがして、涙が出た。
その後、「Age of Dragon Knights」の各曲のレコーディング場面、それぞれのソロ活動にスポットを当てるパート、NY公演の裏側に密着したパートが続き、「JAM Projectの今後について」話し合う場面、そしてそれぞれの思いがインタビューによって語られる場面がある。ここが、この映画のハイライトだと感じた。
JAM Projectはボーカリスト集団であり、アニソンシンガーだ。どちらの点でも彼らはパイオニアであり、だからこその課題がある。
前者としては、各メンバーがそれぞれソロ活動をしていて、JAM Projectの活動がメインとは限らないこと。どちらがメインで、どちらがサブ、というわけではないし、その比重もメンバーによって様々、だからこそ難しい。 JAM Projectという枠、それでしかなし得ないこともあるし、そこには一種の「ゆらぎ」もある。
後者としては、アニソンシンガーというのはどうしてもタイアップに依存するところがあり、作風がマンネリしがちなこと。個人的には、JAM Projectの楽曲は「偉大なるマンネリ」だと思うが、入口も出口も広くはないだろう。また、タイアップがなければアニソンシンガーを名乗れないという怖さもある。
その課題を抱えた上で、向き合った上で、彼らは20年間走ってきてくれたのだ。
しばらく離れていても、変わらず歌を歌っている彼らの姿に勇気をもらったが、それが当たり前のことではないことを、目の前に突きつけられた感じがした。そして、20年という節目で、彼らがそこに一つの区切りをつける選択肢が存在していたことも。
いろいろな個性を持つ歌声が、一つの楽曲を作っていく、というアーティストが好きだ。JAM Projectもそうだし、Sound Horizonもそうだし、ハロプロはじめ女性アイドルもそう。もちろんボーカル1人の曲でもいいと思うものは多いが、色々な声で彩られる曲が好き、ということに最近気がついた。
複数のボーカリストがいる中で、固定のメンバーで楽曲を作り続けることは容易なことではないだろう。体力的な面でも、楽曲制作の面でも、商業的な面でも。
ただ、彼らの歌を今後も聞いていきたい。できれば、年に1回はライブで歌を聞かせてほしいし、いつまでもSKILLでジャンプしていてほしい。それがファンの願いだ。少しでも、その期間が伸びるように願いながら、今後もCDを買ったりライブに行ったりグッズを買ったり、ファン活動をしていきたい。というか、我々にはそれしかできないのだ。
JAM Projectの構造的な問題や、それに対するメンバーの思いまで迫ったこの映画、本当に素晴らしかった。2週間限定公開ということだが、もう1回は見に行きたい。